分散と脱泡を同時処理!粒子の沈殿分離を抑制
お客さまのお悩み
手撹拌と真空脱泡機による不十分な撹拌・脱泡
当社はLED用の蛍光体を開発、商品化しております。封止作業の工程では、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂に蛍光体を混ぜています。10分ほど手撹拌をしてから、真空脱泡機で脱泡していました。
手撹拌では、作業者により撹拌状態が異なり、なかなか蛍光体が均一に分散されません。
また、真空脱泡機で脱泡する際に泡が吹き上がってくるため、つきそっている必要があり、時間がかかる割に納得できる脱泡ができず困っていました。
樹脂が低粘度であることも災いし、真空脱泡機を使用している間に蛍光体が沈降したり、分離したりすることがあり、撹拌方法や脱泡方法を改善する必要がありました。
シンキーと解決!
LEDに特化したミキサーで理想の結果を実現
材料に合致したミキサーを探していたところ、「あわとり練太郎」ARV-310LEDの広告を目にしました。製品名にある「LED」に興味を惹かれ、デモを依頼しました。
当社開発チームのほぼ全メンバーでデモに参加し、その結果に大変驚いたと共に、「これはいける!」と思いました。撹拌と脱泡が同時にできるので作業時間が大幅に減り、何よりも仕上がりのクオリティが素晴らしかったのです。
複数の材料条件をデモで評価させてもらい、ARV-310LEDの導入を決めました。評価過程では、シンキーに技術協力をいただき大変助かりました。
・お客様の了解を得て掲載しています。