周辺機器との組み合わせで装置の問題を解決
お客さまのお悩み
10年以上使ってきた練太郎を別の用途に使った時の問題
弊社では、断熱材に使用する樹脂を製造販売しております。
樹脂の製造工程の一つである撹拌・脱泡には、10年以上ほぼ毎日、フル稼働で「あわとり練太郎」AR-250を使用してきました。
最近になって、別の高粘度樹脂の工程で使用することになり、社内で試してみました。
しかし、従来の材料より振動が大きく、装置のモーターが過熱することが多くなってしまいました。どうしたものか困ってしまい、シンキーのサービス窓口に連絡して相談しました。
シンキーと解決!
オーバーホール・新規材料でのレシピ提案など納得のアフターサービス
話を聞くと、AR-250 は販売終了してから約10年経っていること、点検・修理は可能であること、振動と過熱の原因は材料の粘度や比重が高いためだろうということが分かりました。
そこでAR-250の点検をお願いし、新規材料でのレシピ出しをお手伝いいただくことになりました。また、将来のことを考え、最新機種も試したい旨を申し出たところ、AR-250の後継機種である、「あわとり練太郎」ARE-310を貸し出していただくことになりました。
新型機種のARE-310は、振動対策が格段に向上しているとのことでした。ただし、新規材料の粘度がかなり高いため、最新機種でもモーターへの負担は避けらず、過熱はなくならない恐れがあるとの説明をうけました。
そこで、モーターの熱が装置内に籠らないよう、自転・公転ミキサー専用の排熱テーブル「Eねつさまし」の併用を勧められました。
デモでは複数の材料条件を評価させてもらったのですが、動作音は静かで振動も少なく、使用していた製品から進化していると感じました。空冷効果も予想以上でした。
デモで使用した最新のARE-310と「Eねつさまし」の2製品を新規材料用に導入しました。また、AR-250もオーバーホールをしていただき、冷却装置を増設しました。納得のいくアフターサービスを受けられ満足しています。
※AR-250 の部品の一部が欠品となっております。そのため、箇所により修理対応致しかねる場合もございますので予めご了承ください。
・お客様の了解を得て掲載しています。