お客様相談室の訪問をきっかけに
お客さまのお悩み
ソルダーペーストを手攪拌する際の個人差と時間
弊社はEMSメーカーです。
24時間稼働の工場で実装工程に10年以上ほぼ毎日、1日に10〜20回「はんだ練太郎」SP-300(後継機種:SR-500)を使用しています。
導入前はソルダーペースト(はんだペースト)は手攪拌で使用していましたが、作業者によって仕上がりにばらつきがあるのが問題でした。
SP-300は回転数と時間がメモリーできるので、ボタン一つで誰が作業しても同じ状態になり、練る時間も短縮し、便利に使わせていただいています。
10年以上故障などのトラブルはなく使用していましたが、シンキーのお客様相談室のユーザー訪問を受けた際に、使用状況をお話しする中、さらなる工程改善の提案をいただきました。
シンキーと解決!
レシピ提案など詳しい商品情報から工程改善
弊社は24時間稼働の工場なので、昼勤が夜勤の、夜勤が昼勤のソルダーペーストを常温に戻す工程がありました。
しかし、日曜は休みなので月曜の朝にはソルダーペーストを冷蔵庫から出す早番が必要でした。
この工程が長く決まりであったのですが、はんだ練太郎は冷蔵状態から数分で最適化できるという特性があり、冷蔵庫から出してすぐに使えるレシピの提案をしていただきました。
また、現場で実機の状態を見てもらったところ、容器アダプターが無い状態である指摘をうけました。
アダプター無しでソルダーペーストを回してしまうと容器が空転してしまい、十分な撹拌力が得られない場合があり、振動等も不要に強くなり、容器飛び出しの危険もあるとの話でした。
故障がないのでと訪問は不要では思っていましたが、使用状況を見ていただくことで新しい視点をえられて満足しています。
・お客様の了解を得て掲載しています。