KAN-THT (India)Pvt. Ltd(インド代理店)/ Anand氏に聞く
2018/09/07
シンキーでは、海外代理店へ向けた営業支援の一つとして、日本の本社でトレーニングを実施しております。
今回は、2度目の来日となるインドの代理店KAN-THT社のプロダクトマネージャー Anand Prakash Agrawalさんにお話を伺うことができました。
KAN-THT (India) Pvt. Ltd.について
弊社は、スウェーデンのK-Analys AB社と英国のThermal Hazard Technology(THT)社の100%子会社として、2012年3月にインドで設立されました。インドには15名の従業員がおり、私は、THINKY製品のプロダクトマネージャーを担当しています。
現在弊社は、インド国内のみならず中東、SAARC(South Asia Association for Regional Cooperation)地域にも事業を拡大しています。
今後はバイオテクノロジー、分析技術、医薬品など多様な業界で事業を展開していく予定です。
また、私たちは装置などの販売だけでなく、販売後の技術サポートも実施しています。このことは多くのお客様より喜ばれています。
今回の来日の目的について教えてください。
今回は、自転・公転ミキサーARE-500 とARV-930TWINの導入作業とメンテナンス作業のトレーニングが主な目的です。1週間しか滞在期間が有りませんが、実際の機械を操作しながら、しっかりと学んでいきます。
前回、2年前に来日した時は、一番売れているモデルのARE-310、ARV-310のトレーニングでした。実機を使用したトレーニングは、今の業務に大変役立っています。
シンキーのミキサーは、粘性の高い素材の撹拌に非常に向いていると思います。特に真空タイプは、バキューム(vacuum)を同時にできるのが魅力ですね。インドでも、この良さをもっと広めていきたいです。
自転・公転ミキサーARE-500(大気圧タイプ)の詳細はこちら
自転・公転ミキサーARV-930TWIN(真空タイプ)の詳細はこちら
自転・公転ミキサーARE-310(大気圧タイプ)の詳細はこちら
自転・公転ミキサーARV-310(真空タイプ)の詳細はこちら
「初めて見たとき、洗濯機だと思った。」
初めてシンキーのミキサーを見たときは、小さな洗濯機だと思いました。
そう見えるでしょう?(笑)
その上、羽(撹拌翼)のないミキサーだというので、どういう仕組みだろうと思いました。
シンキーでは、今も世界のあちこちの展示会で出展されている思いますが、ワセリンと顔料を目の前で混ぜたものを見せてもらいましたよ。とてもよく混ざっているし、表面が滑らかでとても驚きました。
日本でもそうかもしれませんが、インドでもR&Dの用途での利用が多く、一般企業からアカデミックまで幅広いユーザー層にお使いいただいています。
リチウムイオンバッテリーの材料、セラミックス、カーボンナノチューブ、グラフェンなどの材料処理が多いようです。
シンキーは、ミキサー以外の周辺アクセサリーも魅力
アダプターなどの周辺機器も顧客ニーズに応えられる幅が広がるのでとても助かっています。
高粘度材料の撹拌という用途が多いのですが、温度が上がるのを抑制したい人には冷却アダプターをお奨めしています。
また、今回トレーニングの目的以外にもいろいろな装置を見せてもらい、インドでの販売に役立つヒントをもらうことができました。今後も期待してください。