2022年、テクノロジーの進化を追い風に、シンキーも進化の年へ
2022/01/12
今回は、弊社代表取締役社長 石井青志のインタビューを掲載いたします。
去る2021年は、一企業の努力だけではカバーしきれない世界的な変化の波にさらされながらも、事無きに新しい年を迎えることができました。これもひとえに、日頃絶大なるご支援を下さるお客様のおかげと感謝申し上げます。ご愛顧いただきありがとうございます。
2021年は、2020年に引き続き転換期であったと感じています。
以前の平時には戻らない今、状況に応じて柔軟な働き方を推進しつつ、効率よく成果を出す経営をしていくことが重要です。
シンキーでは、お客様満足度向上のスローガンを掲げ、コロナ禍の状況が長く続くか不透明な段階から、オンラインデモ導入、リアルにこだわらない営業手法、サービス強化に対する取り組み等を実施してきました。
アフターコロナの世界では、企業の二極化が起こると考えています。
オンラインツールをうまく取り入れられず業績が伸び悩み、コロナ以前の働き方に戻そうとする企業と、活用することでむしろ業績を伸ばし、さらに進化する企業です。
更にシンキー製品に対するお客様からの信頼度を改めて感じる、貴重な経験をさせていただきました。
シンキー製品は様々な業界業種に導入いただいており、一部の業界が不振であっても、他の業界売上によってカバーし、次の経営戦略につなげられることが最大の強みとなりました。
これは、シンキー製品が製造工程で材料処理に欠かせない装置とみなされているからではないでしょうか。
今後テクノロジー進化により、技術が向上すると、あらゆる製品部品は更に小さくなっていきます。超精密化、高精度化すると、部品製造には高精度な撹拌脱泡が不可欠となります。シンキー製品はそのソリューションとして導入いただいていると思っております。このテクノロジー進化の追い風となるように今後の開発ができれば、社会に今まで以上に価値提供できると信じています。
今までシンキーは、自転公転ミキサーを主力製品として注力し、価値を高めてきました。
2022年はそれを受け、引き続き変化する時世を見極めながら、シンキー独自の自転公転のノウハウを生かした次のビジネスへの挑戦を見据えた年にしたいと考えています。
現在は、医薬分野「なんこう練太郎シリーズ」の更なるユーザーエクスペリエンスのための開発を始めとする、一層お客様のニーズにお応えするための研究開発を進めております。各種新製品、新サービスは、時期が来ましたらお客様にお知らせいたしたく存じます。
これからも一層、社員一同、「お客様に喜んでいただく」という基本に立ちかえり、地道に目の前のできることから取り組み、お客様に愛される製品の開発、ご提供を目指す所存でございます。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。