～【台北発】TADTEレポート～

※本記事は過去に配信したメールマガジンの内容です。内容は配信当時のものとなります。

海外営業部が展開している海外展示会World Tour。今年度の幕開けは台北で催されたTADTE。展示会の話題とともに、出展時の裏話もレポートします。

1.航空宇宙産業の展示会　TADTE 2017

　展示会エントランスの様子

2017年8月17日から19日までの3日間、台湾・台北で航空宇宙産業に関する展示会【TADTE 2017】が開催され、シンキーも出展いたしました。
会場はのっぽビルで有名な「台北101」のすぐ隣で、MRT（地下鉄）の出口の左側が「台北101」、右側が会場の「国際貿易センター」に当たります。
出展社数は、37か国から約277社。前回開催時に比べ、国内外の訪問者数も5.8％増えたということもあり、活気のある会場でした。

2.応用事例　ブース内の展示ポスターを一部ご紹介

こんなところにもシンキーのミキサーは使われています。「飛行機に使用される接着剤の撹拌」

3.シンキーブースの様子

　お客様に製品説明

海外での展示会出展は、海外営業部隊の販促活動の一環として、「Exhibition World Tour2017～2018」と題し、実施されています。

台湾での航空宇宙産業に関する展示会【TADTE 2017】は今期（47期）のワールドツアー皮切りの展示会と言うことで、海外営業部隊は気合いを入れて臨みましたが、結果、好調なスタートを切ることができ、今後続く展示会の原動力になりそうです。

今回の展示会に出品したシンキー製品は、自転・公転ミキサーあわとり練太郎「ARE-310」（大気圧タイプ）、「ARV-310」（真空タイプ）と新製品の自転・超音波ナノ分散機　分散ナノ太郎「PR-1」です。台湾でご紹介したこれらシンキー製品は、航空機や宇宙開発用の接着剤の混練にぴったりで信頼性の高い航空機パーツや宇宙開発用パーツの供給を可能にします。

　短焦点プロジェクターにて動画投影中

お客様とface to faceでお会いできることが少ない海外の展示会に限り、展示ブース内でお客様の材料をデモする機会を設けています。
（予約の必要がありますので、お持ちいただく場合は、ご相談ください）

国内ではシンキーのアプリケーションラボをご利用いただけます。またポスター展示で多くの事例を紹介し、バックパネルの中央部分に、シンキー製品の紹介動画を投影しています。

4.ツアーマネージャー代理　島崎より

ワールドツアーを開始してから３期目に突入、”Try something new!” を心がけ、チャレンジし続けています。
海外出展には大小様々なトラブルが付き物ですが、毎回チーム力で乗り切っています。今回は初の台湾での航空宇宙産業関連の展示会参加という事もあり、熟知したマーケットであるはずの台湾に未だ自転・公転ミキサーの存在を知らない研究者の方が大勢居ることに驚き、シンキー製品によるソリューションに可能性を見出した方々が、同僚を連れてブースへ再訪してくる姿を何度も見る事が出来ました。

次回お会いできるのは納品時でしょうか？
来週10月25日からは、シンガポールで開催される MSE2017に出展いたします。
See you somewhere around the world!

5.あとがき

海外の展示会では多くの製品を持って行くことの難しさと、限られた小さなスペースの中で最大限の表現をするため、動画を有効に利用しています。シンキーの製品動画を見たお客様の中にプロジェクターの投影方法に興味を持つ方も多くいらっしゃいました。（シンキーブースでは短焦点プロジェクターを使用しています。）
シンキー公式サイトでは動画での製品紹介もおこなっております、ぜひ一度ご覧ください。
台湾での展示会を、表側と裏側の両面からレポートいたしました。3日間の会期中、多くのお客様にシンキーの製品と技術を紹介することができました。またいろいろなお悩みから、今後の製品開発や材料開発でお力になれるであろうヒントをもらうことができました。
今後も国内外問わず、展示会を通じて多くのお客様にお会いできることを楽しみにしております。