混ぜてみました「シリコーン・エポキシ樹脂系接着剤 編」
2018/08/30
シンキーでは毎年国内外の様々な展示会・学会に出展し、あわとり練太郎シリーズをはじめとした装置のご紹介や研究成果の発表をさせていただいています。
特に展示会では、ご来場の方に製品や資料と併せて、撹拌事例をご覧いただくことがあります。
中でも「あわとり練太郎（真空タイプ）」の脱泡性能を“手に取るように”感じていただける『撹拌サンプル』は、ご好評いただいています。
その撹拌サンプルを作るために、「シリコーン」「エポキシ樹脂系接着剤」を混ぜてみました。
手撹拌と真空ミキサーによる撹拌の比較
今回は高粘度のシリコーンと硬化剤、エポキシ樹脂系接着剤。どちらも練太郎が得意とする材料です。
指定の比率で主剤と硬化剤を配合します。計量は慎重に・・・。
まずはシリコーンから。
撹拌の様子は、回転数と同じタイミングで発光するストロボを当てて撮影しました。主剤・硬化剤共に透明のため少しわかりづらいですが、真空を引きながら撹拌中です（写真左）。
手撹拌のほうは見事に泡を取り込んでしまっています（写真右）。材料の粘度の高さがこの様子からも見てとれます。
エポキシ樹脂系接着剤も同様に行います。
今回使用したものは主剤が白濁していて硬化剤が黄色味オレンジです。手撹拌をしているうちに泡を抱き込み、練乳のような色になっています。
できあがり
充分硬化させた後の出来上がりは以下の通りです。
どちらも左が「あわとり練太郎 ARV-310」による撹拌、右が手撹拌によるものです。
今回、こちらを2セット作りました。展示会にお出かけの際には、ぜひシンキーのブースで実物をご覧ください！ご来場をお待ちしております。
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