新コラム「混ぜてみました!」:醤油+オリーブオイル編
2015/10/07
「醤油とオリーブオイル」。混ぜにくいことではお馴染みの組み合わせですね。今回はこの2つの液体を、「あわとり練太郎 ARE-310」で混ぜてみました。手撹拌vsあわとり練太郎では、どんな違いがあるでしょうか?
まず二つのディスポ容器を準備して、各々の容器に醤油20mlとオリーブオイル10mlを静かに注ぎ入れます。一つはスタッフが手に持ってスタンバイ。もう一つは練太郎にセットして、2,000回転3分間を設定し、スイッチ・オン! と同時にスタッフも全力で手撹拌します。ドレッシングを混ぜる要領で、3分間ひたすらかき混ぜます。
水性の醤油は下、油性のオリーブオイルは上にと、はっきりとした2層に。醤油とオリーブオイルの境界付近に見える玉状のものは醤油を注いだ時にできた油性の粒と思われる。
手撹拌(左):
醤油とオリーブオイルの分離がすでにかなり進行して、もとの2層に戻りつつある。醤油とオリーブオイルの境界付近は直径数mm程度の粒子状の油が薄い中間層をつくっている。液面には視認できる気泡が数個と混ぜ手の健闘ぶりがうかがえるものの、わずかに濁る程度のオリーブオイルを透かして、醤油色に見えている。
あわとり練太郎ARE-310(右):
容器の底の方に醤油の層が薄くできてきているものの、醤油とオリーブオイルは明確に分離せず、互いに懸濁した状態で、微細な粒子状の油が厚い中間層をつくっている。液面に視認できる気泡はなく、油の大きな粒子が数十個浮かんでいる。醤油とオリーブオイルが混ざり合い緑褐色に見える。
手撹拌(左):
醤油とオリーブオイルの分離が進行して、中間層が消え、ほぼ2層に戻ってしまった。オリーブオイルの透明度が高いため、下層の醤油の色が液面に反射して見える。
あわとり練太郎ARE-310(右):
醤油とオリーブオイルの分離はかなり進んで2層になってきてはいるものの、オリーブオイルの透明度は手撹拌に比べて低い。